所長挨拶

所長挨拶

大阪府立中河内救命救急センターは、大阪府東部の中河内医療圏にある全国でも数少ない独立型の救命救急センターです。東大阪市はモノづくりを行う企業が数多くあること、近畿道や西名阪などの高速道路に近いことから外傷傷病者の搬入が多く、一刻を争う重症傷病者に対してシームレスな診療を実践しています。
診療にあたる医師の多くは、大学の講座などに属さないメンバーで構成されており、各々のアイデンティティーを生かし、個々の診療能力を集約し先進的な治療を行っています。より専門的な治療を必要とする症例は、隣接する市立東大阪医療センターの協力を得て、幅広い重症傷病者に対応しています。
当センターは地域に密着した救急医療に重点をおき、医療圏内にある救急医療施設や消防機関と緊密に連携を図りながら、市民の方々が安心して暮らせる救急医療体制の構築を目指しています。
臨床研究は診療の質を担保するうえで重要であり、とくに今まで経験した症例をまとめて検討する研究は、将来の診療に役立ちます。当センターでは、実臨床で経験した症例に関する検討・研究を行うことで、診療の質の向上を図るとともに、常に最新の治療を実践できるように心がけています。
教育的活動として、連携をとる病院から年間約40名の初期研修医を受け入れており、教育・研修の場を提供しています。重症救急患者の診療をはじめとした集中治療・手術などを経験することで、将来の診療に役立つようなカリキュラムを作成しています。救急診療や外傷診療、集中治療に関する短期研修も随時受け入れていますので、興味がある先生は是非ご連絡ください。

大阪府立中河内救命救急センター
所長  山村 仁