一般外科チームは『外傷外科』、『救急外科(内因性疾患)』、『外科的集中治療』を3本の柱としており、近年提唱されている『Acute Care Surgery』の領域もカバーしています。
このチームは、外科専門医5名を中心に構成され、いずれも日本救急医学会救急科専門医(うち日本救急医学会指導医3名)です。重症救急傷病者に対し初療室での初期蘇生から、救命のためのダメージコントロール手術(蘇生的手術)、集中治療、その後の根治的治療まで、これらのメンバーが診療します。治療戦略も標準化することで、外傷例や重症疾患に対する救命率の向上を目指しています。
また、外科領域で標準治療となっている腹腔鏡・胸腔鏡手術も積極的に取り入れることで、患者さんへの身体的な負担を軽減するとともに、入院期間が短縮できるような診療を目指しています。