交通事故や労災事故などの外傷例では、整形外科が診療すべき損傷が多くみられます。とくに当センターは整形外科が関係する外傷数の割合が高い特徴があり、四肢外傷、骨盤外傷、脊椎脊髄損傷などに対して手術を含めた治療をセンター内で完結させています。整形外科チームの目標は、良好な機能予後を獲得すること、防ぎえた外傷後遺障害（Preventable Trauma Disability）の発生を減らすことであり、独立型救命救急センターの特徴を最大限に生かし、患者さんにとって一番良い時期に適切な治療や手術が行えるような診療を行っています。
