看護部部署案内

部署紹介

 
 

初療・病棟:病棟病床数22床(うちHCU8床、個室2床)、4:1看護

人的資源の効率的な活用と幅広い患者さん管理能力の習得をめざして、病院前医療活動、患者さん搬入時の処置対応、手術時対応の初療と、急性期離脱期・回復期・症状固定期に対応する病棟を1つのセクションとしています。手術や初療搬入がない時は、マンパワーを病棟に集結します。
初療での超急性期の対応が、病棟患者さんの急変時対応に役立ちます。また病棟での全人的な患者さん管理が、初療時対応に役立ちます。幅広い知識・技術の習得になりますが、初療時の危機的な状況にあった患者さんの回復過程に支えられ、スタッフ皆が日々研鑚しています。

 

ICU:病床数8床(うち個室2床)、2:1看護

呼吸、循環、代謝、その他、重篤な急性機能不全の患者さんに対して24時間体制で集中治療、看護を行っています。
多発外傷や全身熱傷、急性中毒、重症肺炎、熱中症等々、緊急度、重症度の高い患者さんが入室されます。年齢、受傷機転、社会的背景等も多岐にわたり、高度な専門性と幅広い看護技術や知識、多職種連携のためのチーム力が求められます。生命危機的状況にある患者さんの命と尊厳を護り、総合的に患者さんをとらえて、早期リハビリテーションや家族看護にも取り組んでいます。医師、看護師、臨床工学技士等の医療スタッフによる勉強会や、カンファレンス、院内研修会、院内交流もあり、専門職業人として学習する環境は充実しています。

スタッフの声

 

初療・病棟 (2014年度入職)

私は新卒で入職し、6年目になります。看護について右も左もわからない私でしたが、少しずつ経験を積み、今では初療・手術介助にも対応できるようになりました。まだまだ未熟なところもありますが、メンバーシップが発揮できるようになりました。搬送される患者さんは緊急度が高く、緊迫する場面も多い現場です。そのような中で、看護師としての役割が果たせた時の満足感・充足感は、他では味わえないものだと思います。また、病棟勤務の中で、初療で担当した患者さんの回復していく様子を間近で見られるのも、大きな喜びにつながっています。初療・手術では幅広く様々な分野の処置介助が必要とされ、今でも学習が追い付かない状況ですが、先輩看護師や他職種スタッフのサポートを受けながら頑張っています。これからもスキルアップし、どのような患者さんにも対応できる看護師になれるよう努力していきたいと思います。

初療・病棟 (2017年度入職)

私は新卒でセンターに入職しました。センターは、診療科を問わず様々な患者さんが運ばれてきます。重症度も高く、小さな変化に気づくことのできる観察力や、その変化をアセスメントするための知識、変化に対応できる応用力など様々なスキルが求められます。日々学習しても追いつかず、自分の想像していた以上に大変な仕事でした。しかし、超急性期~リハビリ期までじっくりと看ることができ、少しずつ回復していく患者さんに寄り添える仕事にやりがいを感じています。患者さんの笑顔やありがとうという言葉に支えられ、毎日頑張っています。

 

ICU(2015年度入職)

入職当時は集中治療領域における看護ができるのか不安でしたが、先輩から指導やメンター・エルダーのサポートを受けながら少しずつ成長することができました。5年目となり自分自身もエルダーとして新人看護師をサポートする立場となり、コミュニケーションが取りやすい環境を作れるよう努めています。院内の委員会活動も充実しており興味のある分野で先輩や多職種の方々と学びを深めながら活動することができます。現在は鎮静・鎮痛評価のチームメンバーとして勉強会の実施や、リハビリ委員としてICU早期離床プロトコル導入に向けての活動を行っています。アットホームな職場で年2回の院内の歓送迎会・忘年会はとても盛り上がります。休み希望も取得しやすい環境で、国内・海外旅行に行ってリフレッシュしています。

ICU(2016年度入職)

3次救急の現場での初期診療や、災害時のDMAT活動に憧れて当センターに入職しました。現在は災害委員会に入り、災害を想定した訓練への参加や、院外研修での学びを通して知識の向上を目指しています。集中治療室での勤務は、重症患者さんへ看護ケアを提供するため自分の知識不足を感じますが、日々新しい経験があり、患者さんから学べることが多く緊張感を持ちながら働いています。先輩方のフォローは手厚く、困ったことはすぐに相談できる環境です。休日や仕事終わりには同僚とご飯に行ったり、夏休みに限らず数日間の休暇があるため年に数回海外や離島へ旅行に行き、仕事への活力にしています。